(有)とようけ屋とようけ屋山本とようけ茶屋七彩庵周辺案内MAP京都のお豆腐屋さん
お品書き

とようけ屋ロゴ

明治三十年、初代山本粂造が北野天満宮門前町北野・下の森(しものもり)に山本豆腐店を開業いたしました。
上京区一条通七本松西入北側です。
まもなく東隣にチンチン電車の車庫が出来ました(現在の京都文化会館の処です)。
北には日本最初の宮許、最古の花街上七軒 (秀吉が認可したもので同時に下六軒も伏見城の近くに認可しました)が栄え、 東の千本通りは「下の京極、上の千本」と云われ芝居小屋や映画館が立ち並ぶ繁華街があり、 南東には水上勉の小説「五番町夕霧楼」の郭がありました。この下の森界隈は庶民の町、西陣の台所として活気に満ち北野天満宮の参道の入り口にもあたり、 天神さんの縁日の毎月二十五日には、賑わいもひとしおでございました。
余談ではございますが、父・市平(二代目)の話ですが、毎月二十五日の天神さん縁日が終わった二十六日の朝早く、 チンチン電車の車庫に行きますと必ず小銭を拾うことが出来たそうです。 夜店帰りの電車に乗られるお客様が落とされたものです。 舗装されていない道にお金を落とすと暗さとあまりの人混みで拾えなかったようで、 豆腐屋の小倅は朝が早うございます。ずいぶん得をしたようです。
以後、何度か四〇メートルあまりの範囲で移転を繰り返し現在の所に落ち着いています。 はじめは借家でございまして、 昔の家は土の上に石を置き、その上に柱を立てただけで、 土間は土、少し石が置いてあるだけ、 それに着物に襷(たすき)掛け、高下駄 で製造というあんばいで 豆腐屋に家を貸すと家が腐ると嫌われたのも移転の原因になったようです。 あれやこれやで、百年が過ぎましたが、 昔と中身は変わってないような気がします。
近代設備の行き届いた衛生的な工場と言い切りにくい所も御座居ます。 又、高級和菓子屋さんのような行き届いた店でも御座居ません。 普通の町屋の豆腐屋ですが、美味しいものを安くと思い商いをしております。
他店の箱入超高級豆腐などと味を比べた上でお買いくだされば幸いです。
お客様から「待たされる」「計算が違っている」「応対が悪い」等いろいろお叱りも御座居ます。
私の一番困っている事は、売り場の面積が狭いことです。レジスターすら置けません。 色々の商品を並べてお客様に見ていただきたいと思ってもどうにもなりません。 が、努力を襲ねて力をつけ、何とか一つづつ解決していきたいと思っています。 一度に沢山ご注文を戴いても製造いたしかねる場合も御座居ますが「規格外豆腐・変わり豆腐御相談承ります」を看板に精進を続けたいと思っています。宜しくお引廻しの程、お願いします。
お客様、故 北西常次郎様よりこんな句を戴いております。

店舗前景画


ボタン とようけ屋山本 本店
〒602-8336
京都市上京区七本松通一条上ル滝ヶ鼻町429-5
TEL(075)462-1315
FAX(075)462-1588
営業時間 4:00〜18:30
※正月、お盆以外原則として無休

下ノ森の昔の様子

チンチン電車
写真右側の寺が、現在とようけ屋山本の敷地
である中立売七本松交差点(一条七本松)。